いか様のぶろぐ

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ベーシックインカム社会実験の結果(フィンランド)

2017~2018年の2年間、フィンランドで行われたベーシックインカム社会実験の結果について、フィンランド政府がその研究成果について公表を行ったとのことです。

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www.newsweekjapan.jp

(キャッシュ)http://archive.vn/qUSni

 

この実験は、

  • 2016年11月時点での失業手当受給者のうち、無作為に抽出した25歳から58歳までの2,000名を対象
  • 2017年1月から2018年12月までの2年間にわたって毎月560ユーロ(約6万5,520円)を支給

という条件で行われたそうです。

公表の内容について、当該記事では詳細なデータの公表がないため「何となく」な印象しか受けませんが、その何となく、な感じで言えば、この実験を受けた対象者の所感としては、不安やストレスを感じることが少なくなって悪くはない、みたいな印象なんでしょうかね。

また、失業率の低下にも寄与できることが期待されてのこの社会実験だったようですが、実験期間中に失業給付の支給厳格化規制があったため、この記事を読む限りでは失業率については思ったほど効果がなかったような印象を覚えました。

 

で、結局どうなん?

 

総合的な社会保障関係・公的社会保険の制限を行う代わりに一定額国民一律給付を行うベーシックインカム。当該記事だけでは、少なくとも給付を受ける側の印象は然程悪くはない、というだけでは良し悪しが判断しにくいです。これを行うことによる国家財政の変動、他の社会保障制度との関係、税収変動とかその他、運用する側の事情についてももっと記事にして欲しかったですね。

 

なお、この公表についてはYouTubeに動画があります。


Results of Finland’s basic income experiment 2017–2018

 

 

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